【制作実績】イベント募集LPの制作

Webサイトの運用を支援している「NPO法人 里の楽校」様のメインイベント、「夏の陣 夏のこどもキャンプ」の募集用LP(ランディングページ)を制作しました。

昨年度は募集要項のみの案内でしたが、イベントの魅力をより伝えるため、今回は楽しそうな雰囲気がひと目で伝わるデザインに仕上げています。また、「準備を担当する母親(保護者)」を主なターゲットに設定し、子どもの様子がイメージしやすい構成を意識しました。

その結果、昨年は定員の25人に達するまで約30日かかったところ、今回はわずか3日で30名以上の応募が集まりました。参加者からも「見やすくなった」と嬉しいお声をいただいています。

本日は、この成果につながったLPの制作ポイントについてお話しします。

LP(ランディングページ)とは

LPとは、ホームページの中で「商品の購入」や「イベントの申し込み」といった、訪問者に特定のアクションを起こしてもらうことに特化した縦長の専用ページのことです。

実は、専門的な分析の世界では「ユーザーが最初にたどり着いたページ」という意味でも使われますが、一般的には「申し込みを促すための1枚のページ」を指すことがほとんどです。

今回のケースで言えば、「イベント募集のページを見た保護者の方が、迷わずすぐに応募できるように後押しする」のがこのLPの目的です。

ターゲットの選定

LP制作において、最も重要なのが「誰に向けて発信するのか」というターゲットの絞り込みです。ここが曖昧だと、ページのメッセージがブレて誰の心にも刺さなくなってしまいます。広く浅く届けるよりも、対象を絞った方が伝えるべき内容が明確になります。

今回のイベントで言えば、本来のターゲットは「サマーキャンプに応募する小学生の保護者」です。実際に応募手続きや準備を主導するのは母親であることが多いため、今回はさらに踏み込んで「母親」の目線に徹底的に絞ってLPの戦略を組み立てました。

王道パターン

LP(ランディングページ)には、成果が出やすい定番の構成があります。よくある健康食品の申込ページがどれも似ていると感じるのは、実は内容は違っても全体の流れがほぼ同じだからです。基本は以下の通りです。

  1. ファーストビュー(最初のつかみ)
  2. ボディー(共感と課題の解決)
  3. プルーフ(信頼できる実績や証拠)
  4. クロージング(最後のひと押し・申込ボタン)

一般的なキャンプイベントでここまで作り込んでいるページは少ないですが、この構成を守ることで申込率は確実に上がります。

あとは、他社の同種イベントを調べて「母親の心に刺さる魅力的なコンテンツ」をピックアップする作業です。今回は類似イベントを10件ほど調査し、使えそうなアイデアを集めました。ただし、単純に情報を詰め込みすぎると一番伝えたい魅力がぼやけてしまうため、これから掲載内容を厳選していきます。

ワイヤーフレーム設計

簡単に言うと、募集ページの「目次や骨組み」を作る作業です。今回は成果の出やすい王道形式で設計しました。

ファーストビュー(主催者の強いメッセージと、目を引く写真)

ボディー(当日のスケジュールやプログラム)

プルーフ(スタッフ紹介、よくある質問、安全管理について)

クロージング(募集要項、イベント詳細、持ち物など)

本気で参加を検討する保護者が気になる情報を、漏れなく詰め込んでいます。
「本当に大丈夫かな?」という不安を先回りして解消できるような構成を意識しました。
この部分は妻(母親目線)からも意見をもらい、徹底的にブラッシュアップしています。

LPの制作

設計図(ワイヤーフレーム)ができれば、あとは形にするだけです。どんなに良い内容やメッセージでも、見にくかったり、目立たない位置やフォントだったりすれば台無しになってしまいます。

重要なのは、設計に込めた想いをターゲット(保護者)へ確実に伝えることです。 今回は単におしゃれなデザインを目指すのではなく、「見やすさと伝わりやすさ」を最優先しました。クライアントから提供していただいた魅力的な素材をふんだんに使い、一目で良さが伝わるインパクトのあるページに仕上げています。

リリースと検証

結果として、今回のLPは非常に好評でした。具体的な成果は以下の通りです。

  • 募集定員の達成スピード:過去最短(前年の10倍以上のペース)
  • ページ滞在時間:過去最長(前年比5倍)
  • ページを最後まで読まれた割合:過去最大(前年比7倍)

事務局からも「申込者から大好評」との連絡をいただきましたが、それ以上にデータ分析の結果が抜群に良く、ページを熱心に読み込んでくれるコアなファンが増えました。一人ひとりの熱量が確実に上がっている証拠です。短期間での定員達成はLPだけの要因とは言いませんが、データを見ても今回のリニューアルが大きく貢献したと確信しています。

まとめ

細かい部分ではCTA(申込ボタンへの誘導)の工夫なども行いましたが、一番の成功要因は「保護者の不安を徹底的に解消したこと」だと考えています。今回は、妻からの率直な指摘をきっかけに、保護者が本当に気にするポイントを徹底分析してページに反映しました。「いかにターゲット(顧客)の目線に立った設計ができるか」が、LP成功の大きな分かれ道になります。

今回制作したLPはこちら。